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アデコ株式会社

介護の未来を、世界の若者と共に。東京都×アデコ様、グローバルプロジェクト動画

介護の未来を、世界の若者と共に。東京都×アデコ様、グローバルプロジェクト動画

タイトル: 介護の未来を、世界の若者と共に。東京都×アデコ様、グローバルプロジェクト動画
お客様名: アデコ株式会社さま
業種: 人材サービス業
主なご依頼: 動画制作


お客様の悩み

社会課題解決に向けた、国境を越えるコミュニケーションの壁。

東京都が推進し、アデコ株式会社様が運営を担う官民連携の重要プロジェクト「KAITO」。その成功の鍵は、ターゲットであるインドネシアの学生たちに、「東京で介護の仕事をする未来」をいかに魅力的に、かつ現実的に伝えられるかにかかっていました。

しかし、そこには複数の高い壁が存在していました。

  1. 介護職への根強い先入観: 介護の仕事は「大変」「厳しい」というイメージが先行しがちで、その専門性や社会的な意義、キャリアとしての可能性が伝わりにくい。
  2. 海外での「仕事と生活」への漠然とした不安: 憧れの都市「東京」での生活と、現実の「職業」としての介護が結びつかず、具体的なライフプランを描きにくい。
  3. 文化や価値観の相違: 何がインドネシアの若者の心に響き、何が彼らの不安を煽るのか。文化的背景を深く理解した上でのメッセージングが不可欠。

これらの課題を解決し、単なる求人案内ではない、若者たちの人生の選択肢としてポジティブな動機付けを与える、説得力のある映像コミュニケーションが求められていました。


発見と解決策

「共感」と「理解」を両立させる、三位一体の映像戦略。

お客様のご要望である「東京での生活」「プロジェクトの詳細」「職場の様子」という3つの要素を、ターゲットであるインドネシアの学生に最も効果的に届けるため、私たちは情報の特性に合わせて表現手法を使い分ける戦略をご提案しました。

1. 「東京での生活」と「職場の様子」:主観視点による“疑似体験”の創出 海外での暮らしや人間関係への不安を払拭するため、私たちは視聴者自身の目線(主観視点)で撮影する手法を採用。まるで自分がその場にいるかのように街を歩き、職場の同僚と会話する。この「リアルな疑似体験」を通して、「東京で働き、生活する未来」を具体的に、かつポジティブに自分ごととしてイメージしてもらうことを狙いました。

2. 「プロジェクトの詳細」:アニメーションによる“直感的な理解”の促進 ビザや研修制度といった複雑で重要な情報は、正確に、そして分かりやすく伝える必要があります。資料のテキストをなぞるだけでは伝わりにくいこれらの情報を、私たちはモーショングラフィックス(アニメーション)を駆使して可視化。言語の壁を越え、誰もが直感的にプロジェクトの全体像とメリットを理解できる表現を追求しました。

この「情緒的な共感」と「論理的な理解」を両輪で提供することで、視聴者の不安を解消し、日本への一歩を踏み出す勇気を後押しする映像を目指しました。


お客様の声 & 具体的な効果

高い評価が、プロジェクト全体の成功、そして次なる展開へ。

制作した動画は、納品前の確認段階から、ご担当のアデコ株式会社様および東京都のご担当者様より「期待を大きく上回るクオリティだ」と大変高い評価をいただくことができました。

さらに後日、私たちにとっても大変喜ばしいニュースが届きました。本動画がコミュニケーションツールの一つとして貢献した「プロジェクトKAITO」が、東京都の『年間最優秀事業賞』を受賞されたのです。お客様からは、「動画がプロジェクトの社会的意義や魅力を分かりやすく伝えてくれたことも、受賞の一因だ」という、この上ないお言葉を頂戴しました。

そして、この成功と信頼の証として、プロジェクトの2期目における映像制作も正式にご依頼いただいております。お客様の期待を超えるべく、私たちはさらなる価値提供をお約束し、次なる映像制作に取り組んでまいります。


【ブランドサイト】https://kaigo-passport-tokyo.jp/

Producer : Ryusuke Hiratsuka
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